オートデスクはこのほど、メディア&エンタテインメント業界向けソフトウェアの新機能追加やパッケージ製品「Media & Entertainment Collection」の構成改善を行い、順次発売する。ソフトウェアでは、Maya、Shotgun、Arnold、3ds Max、Flameに新機能追加が行われた。これによりプロジェクトチームが担当する作業とクリエイティブワークフローとの連携がこれまでより確実になり、世界中の消費者に向けて物語に命を吹き込む映像やテレビ番組、ゲーム、VRなどの制作プロセスが効率化される。

■「Autodesk Media & Entertainment Collection」

パッケージ製品としての価値を上げ、ユーザーが柔軟かつシンプルに利用できるよう、「クラウド利用権」と「SketchBook for Enterprise」をパッケージに追加。また、Media & Entertainment Collectionサブスクリプションを新規購入もしくは契約更新するユーザーは「Arnold 5 ライセンス キャンペーン」を利用できる。

「Arnold 5 ライセンス キャンペーン」
9月8日(金)以降にMedia & Entertainment Collection のサブスクリプションを新規購入もしくは契約更新するユーザーは、Arnold 5ライセンス キャンペーン(契約期間中にArnoldライセンス5本を無料で利用可能)を利用できる。
area.autodesk.jp/product/arnold
「クラウド利用権」
サブスクリプション契約者がクラウド上のコンピュータリソースを利用できるようにする権利で、レンダリングパイプラインを拡大させることができる。

■「SketchBook for Enterprise」

コンテンツ制作の幅を広げるドローイングツール。
www.sketchbook.com/?locale=ja

■「Autodesk Maya 2018」

キャラクター制作、モーショングラフィック、レンダリングの各機能に新機能を追加し、これまでより簡単な操作ですばやく快適にキャラクター制作ができるようになった。モーショングラフィックでは、ダイナミクスとインスタイシング機能を追加。そしてMaya 2018ではArnold最新バージョンを利用できるようになった。これらの新機能により制作者は、命が吹き込まれたキャラクターとシーン、そしてダイナミックなモーショングラフィックを使ってコンテンツを制作し、感動的なストーリーを制作することができる。
area.autodesk.jp/movie/maya-2018-digest

■「Shotgun」

様々な事業規模のスタジオで、メディアコラボレーションを簡単に、素早く、高いセキュリティを保って行えるように、ワークフローの簡素化、制作ツールとShotgunを連携させる機能の簡素化、そしてセキュリティの強化を新機能として追加した。Shotgun 7.2では、制作者のワークフローを効率化するためにプラグ アンドプレイ統合を導入。これにはRVのアップデートと、新しいシングルサインオンのサポートが含まれる。そして最新のShotgun 7.3ではサイト管理者向けに運用管理の機能を向上させ、セキュリティと安定性を向上させた。また、データ保管機能を向上させてサイトパフォーマンスを向上させたり、ユーザーからの要望に対応してAMIを改善、そして、オンサイトでのリスタートの実行も可能になった。

■「Arnold v5.0.1」

cryptomatteを使用したワークフロー向けのAOVシェーダ新機能や、Standard Surface Shader向けの薄膜機能など、さらなる機能追加と最適化を行った。Arnold 5.0.1はMayaと3ds Maxそれぞれの最新版で利用できる他、他のDCC製品のプラグインとしても利用できます。教育機関では無料で利用できる。

■「Autodesk 3ds Max 2018.1」

VRオーサリング ツール「3dx Max interactive」が追加され、インタラクティブでリアルなビジュアライゼーションが実現できる。そしてUXおよびUVアンラップの機能が改善された。

■「Flame Family 2018.2

制作者の生産性と、広がるパイプラインの統合を向上する新しいツールを追加。例えば「Pybox」は、外部レンダラーでイメージをプロセッシングできるPythonベースソフトウェアハンドラー。アクションモジュールでは、プロジェクター機能、新たなマップインプット追加、コンテクスチュアルメニューを改善した。また、コネクテッドコンフォームワークフローの連携を効率的に統合したり、スクリプトコマンドを介してバッチ環境をドライブできるようになった。